2011-10-27 第179回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
一つは、今年の三月で切れました俗に言う新畜特資金というのがあります。これは私ども自民党時代につくりました制度でありましたけれども、これが今年の三月で二か年の事業でありましたので切れました。今、御承知のように大変肥育農家が痛んでおります。
一つは、今年の三月で切れました俗に言う新畜特資金というのがあります。これは私ども自民党時代につくりました制度でありましたけれども、これが今年の三月で二か年の事業でありましたので切れました。今、御承知のように大変肥育農家が痛んでおります。
また、BSEの対応資金の関係につきましては、この十五年度分の償還が困難な方、これは十七年度に先延ばしするということで償還が可能となる方につきましては新たな借換え資金の措置ということもやっておりまして、一方では長期での返済が可能となる畜特資金というのもございまして、そういったものへの借換えの指導ということも進めているわけでございます。
また、畜特資金によりまして現在でも償還条件がかなり緩和をされますし、民事再生手続による経営再建の選択というのは、むしろ農家の方からは少ないのではないかと私ども考えておるところでございます。
平成五年度にスタートしました畜特資金は、二度の改正を経て平成十二年で終了することになっております。この後をどうするのかということについてお尋ねしたいわけです。 農民団体が今、一つは、無利子への一括借りかえ資金制度がつくれないかどうかという問題とともに、二つ目には、民事再生法に準じた農業再建法をつくることについて検討していただけないかという要求を出しております。
○谷本巍君 ポスト畜特資金の問題、目下検討中という話ですが、どんな検討をされておるか、その一端だけでも教えていただけませんか。
畜特資金、先生御指摘のとおり、これも今年度で一応の事業の終期を迎えることになっておりますが、これまでも、養豚と大家畜経営に対しまして二本立ての、通常、負債整理資金と呼んでおりますが、今まで借りたかなり金利の高い資金を、長期で低利の資金に借りかえる制度でございますけれども、これも大変数多くの畜産農家に利用されてきております。
平成五年度より措置をされていますいわゆる畜特資金についてなのですが、これも本年度で終了する予定となっております。規模拡大など投資型負債の償還が現在困難だというふうになっている中、酪農、畜産経営の経営改善を図っていくために、ポスト畜特資金ともいうべき制度、例えば、残高一括償還資金の創設など、これも前向きに検討していただけないかどうか、この点についてお伺いします。
○竹中説明員 まず、畜特資金の関係でございますが、昭和六十三年に創設いたしました大家畜経営体質強化資金につきましては、制度の最終年度である平成四年度に一括借りかえを実施したところでございます。
やはり、ある時期で思い切った切りかえをするためには、融資等々の条件の緩和ということと、もとになるこの畜特資金の確保ということがやはり絶対的条件ですから、ここがないとさらに固定化が進むであろうと思いますので、その点を引き続きぜひお願いをしたい、こういうふうに思います。 それから、酪農の片方の問題として、ヘルパーという問題が依然として我々の地域でもよく言われることなんです。
それから、特に畜特資金、借りかえ資金でございますので、先ほど先生御指摘になりましたとおり、単に貸すというので門戸を開くだけではなくて、農協等の機関がやはり個別に指導していく、場合によったら、先生がおっしゃったように、早目に切り上げるということを含めてということでございましょうが、そういう体制をとることが重要だということで、現在進めております畜特資金については、平成五年度から開始しておりますが、これについてはそのそれぞれの
例えば、先ほども出ていましたけれども、税制面だとか書きかえをしやすいような条件緩和の問題だとか、あるいは、今、世代交代していく、新しい担い手に譲っていく場合の税制の扱い、相続税の扱い等々、決断しやすい区切りをしていかないと、先送りになっていくという原因が非常にあるので、そういう具体的な税制面での改善支援策だとか、あるいは資金融資の条件を変えていくとか、あるいは、特に平成十二年まで、やはり畜特資金のこの
○川合政府委員 農家の負債対策といたしましては、個々の農家の実情に応じた償還条件の緩和、あるいは自作農維持資金の中の再建整備資金、あるいは畜特資金というような畜産を対象とした資金の融資などがこれまでにも行われておりますし、昨年からは制度資金や土地改良負担金の償還金に充当する資金を長期低利で融通します償還円滑化資金、いわゆるリリーフ資金が創設されております。
○大坪(敏)政府委員 畜特資金の中の肉用牛経営合理化資金の実施状況についてでございますが、この制度は、最近主として借入金に依存しまして経営規模の拡大を図った肉用牛経営ないしは素畜価格が高い時期にこれを購入して肥育を行った肉用牛経営等の中には、経営が非常に困難に立ち至りまして、毎年次の償還にも困難を来すという農家も出てまいったものですから、これらの農家を対象といたしまして、毎年次の償還不能なものを長期低利
○小川(国)委員 かつて農水省は畜特資金というものをおつくりになった。その精神をずっと今日まで引き継いで、いろいろな形でそれが拡大をされてきているというふうに私ども理解しているわけですが、そういった精神を生かして、制度資金の中にいわゆる負債整理資金という意味での流動化資金というものをつくっていくべきではないのか。
この問題は今日極めて重要な問題でありますが、特に畜産農家に対しましてはいわゆる畜特資金などの措置がとられ、系統もそれなりの措置を懸命に講じているように思います。今回の改正の中でこれは取り上げられておりませんが、しかし、今後早急に本格的に取り上げるべき問題であるというふうに考えます。